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ワンドアツーロックで防犯性が格段にUP!自宅に導入するには?

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ワンドアツーロックとは

玄関の防犯性能を引き上げるために方法を調べると、いくつかの方法に行き当たります。

 

その中でも特に防犯性能が高いワンドアツーロックとは、玄関の扉などの1つのドアあたりに2つの錠前が設置されたドアのことを言います。

 

 

 

あるだけで空き巣への抑止力が期待できる

ワンドアツーロックはピッキング対策として高い効果が期待できる事が広く知れ渡っている影響で錠前が2つ設置されているドアというだけで空き巣に対しての抑止力が期待されています

 

泥棒が諦めるドアの解錠時間の図

 

警視庁の統計によると、解錠に2分かかれば17.1%が、5分以上かかった時点で68.5%の泥棒が侵入を諦めるという結果も出ています(出典:住まいる110番)。

 

錠前が2つ設置されていれば5分以上耐え切る期待値は高いとされており、侵入窃盗に強い扉を作り出す事ができるでしょう。

 

 

 

ツーロックの実際の取り入れ方

ワンドアツーロックを取り入れるには、新しい鍵を増設するだけで可能です。

 

とはいえ、その方法は工事が必要なものから設置場所を選ばないものまで幅広く選ぶ事ができます。
ご自宅の形態に適した鍵を選択する必要があるでしょう。

 

 

工事が必要な「増設」パターン

補助錠のついたドア

 

工事が必要な場合は、現在設置されている1つ目の錠前に加えて、同じように堅牢な錠前を設置する方法です。

 

この手段を用いる場合は扉に穴を開ける必要があります。多くの場合は業者に依頼して工事を行う必要があるので、賃貸の場合はあらかじめ大家さんに許可を取る必要があるでしょう。

 

一番のメリットは、普通の鍵と同じ使い勝手で防犯性能が上がるという事です。

 

また、電子錠や暗証番号タイプにすれば新たに鍵が増える心配もないので、持ち家や新築の際に依頼して取り付けるのにオススメです。

 

 

原状回復が容易な「補助錠」

賃貸の場合には、原状回復の関係で大家さんから鍵の増設許可が出ない場合もあります

 

そのような場合は扉の上から取り付けることのできる補助錠がオススメです

 

補助錠には大きく分けて2パターンあり、サムターン回しへの対策となる内付けタイプと、ツーロック特有の見た目からの抑止力にも繋がる外付けタイプが主流です。

 

特に外付けタイプは、犯罪を未然に防ぐという意味で好まれますが内側から解錠することができないというデメリットも考慮しておく必要があります。

 

 

 

ワンドアツーロックは窓にも効果的

出入りのメインである玄関の防犯性能を高めたら、次に出入りの起点となる窓にも防犯対策を施しておきたいものです。

 

ワンドアツーロックの考え方は、窓にも応用させる事ができます

 

鍵を増設するのはもちろんのことサッシロック1つ取り入れるだけでさらなる防犯性能を期待できるでしょう。

 

 

 

 

負担のない方法で防犯性能の向上を

新たに鍵を増設するのは難易度が高いかもしれませんが、補助錠を取り入れる事はすぐに実行に移すこともできるかと思われます。

 

もしご自宅の防犯性能に不安を覚えるのでしたら、ワンドアツーロックを検討してみはいかがでしょうか。